「IIJmioでソフトバンク回線は使えるの?」——結論から言うと、IIJmioにソフトバンク回線はありません。対応しているのはドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)の2種類だけです。

ただし、この質問の裏にある本当の悩みは人によって違います。「ソフトバンクの端末をそのまま使いたい」のか、「ソフトバンクの電波が一番入るから回線を変えたくない」のかで、答えがまったく変わるからです。

本記事では、この2つを切り分けたうえで、ソフトバンク回線を選べるNUROモバイル・mineoとの月額差を、年額で示します。

本記事は公式の案内と当サイトの料金比較に基づく解説です。端末ごとの対応状況は変わることがあるため、契約前に各社の動作確認情報をご確認ください。

まず結論:あなたの悩みはどちらか

あなたの状況 答え
ソフトバンクの端末を使い続けたい(回線は何でもいい) IIJmioの**ドコモ回線(タイプD)**で使える可能性が高い。SIMロックの確認が必要
ソフトバンクの電波が一番入る(回線を変えたくない) IIJmioは不可。ソフトバンク回線を選べるNUROモバイル・mineoが候補
料金の安さが最優先 回線にこだわらなければ、IIJmio(ドコモ回線)が最安帯

ケース①:ソフトバンクの端末を、IIJmioのドコモ回線で使う

ソフトバンクで買ったスマホを使い続けたいだけなら、回線がソフトバンクである必要はありません。IIJmioのドコモ回線(タイプD)で使える場合があります。

確認すべき3点

  1. SIMロックがかかっていないか:2021年10月以降にキャリアで購入した端末は原則SIMロックがなく、解除手続きは不要です。それ以前に購入した端末は、購入元での解除が必要です
  2. タイプD(ドコモ回線)を選ぶ:ソフトバンク端末は、au回線(タイプA)よりドコモ回線(タイプD)のほうが使える可能性が高いとされています。au回線ではVoLTEが使えないなど、制約が出る場合があるとされているため、ソフトバンク端末ならタイプDを選ぶのが無難です
  3. 動作確認情報を見る:IIJmioは他社で購入した端末の動作を保証していません。契約前に、IIJmioの動作確認端末情報で自分の機種を確認してください

「ソフトバンクの端末だからソフトバンク回線が必要」というわけではない点が、見落とされがちなポイントです。

ケース②:ソフトバンク回線そのものを使いたい

ソフトバンクの電波が自宅や職場で一番入る、という理由で回線を変えたくない場合は、IIJmioは選べません。ソフトバンク回線を選べる格安SIMとして、次の2社が候補です。

  • NUROモバイル:ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べます
  • mineo:同じくドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べます

月額の実額差:ソフトバンク回線を選ぶと、いくら高くなるか

IIJmioと、ソフトバンク回線を選べる2社の月額を比べます(通話は別料金)。

データ量 IIJmio NUROモバイル mineo
15GB 1,600円 1,790円(+190円) 1,958円(+358円)
30〜35GB 35GB 2,400円 35GB 2,699円(+299円) 30GB 2,178円(容量は5GB少ない)
50GB前後 45GB 3,300円 55GB 3,980円 50GB 2,948円

15GB帯の年額の差は、NUROで2,280円、mineoで4,296円です。35GB帯のNUROは年3,588円高くなります。

「ソフトバンク回線でなければならない」理由が本当にあるなら、この差は許容できる金額です。逆に、ソフトバンク端末が使えれば十分という場合は、ケース①のIIJmio(タイプD)のほうが安く済みます。

NUROモバイルを選ぶ理由

NUROモバイルはソフトバンク回線に加えて、NEOプランでLINE・X・Instagram・TikTokのデータ消費がゼロになるSNSデータフリーが付きます。SNSを多用する人は、この特典で差額が埋まる場合があります。詳しい比較はIIJmioとNUROモバイルの比較で解説しています。

mineoを選ぶ理由

mineoは、データを使い切っても最大3Mbps(15GB以上のプラン)で粘れる点が独自の強みです。回線の選択肢と、使い切った後の安心感を両立したい人に向きます。詳しくはmineoとIIJmioの比較をご覧ください。

どちらを選ぶかの判断フロー

  1. ソフトバンク回線でないと困る理由がある?(電波・エリア・回線契約の都合など)
    • ある → NUROモバイル(SNSをよく使うなら特に)またはmineo(使い切りの粘りが欲しいなら)
    • ない → 次へ
  2. 手持ちがソフトバンクの端末?
    • はい → SIMロックを確認し、**IIJmioのタイプD(ドコモ回線)**で動作確認情報をチェック
    • いいえ → IIJmio(最安帯・端末セールも強い)

よくある質問(FAQ)

Q1. IIJmioはソフトバンク回線に対応していますか? いいえ。IIJmioが対応しているのはドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)の2種類です。

Q2. ソフトバンクのスマホはIIJmioで使えますか? 使える場合があります。2021年10月以降に購入した端末は原則SIMロックがなく、それ以前の端末は解除が必要です。ソフトバンク端末はドコモ回線(タイプD)のほうが使える可能性が高いとされています。IIJmioは他社購入端末の動作を保証していないため、契約前に動作確認情報を確認してください。

Q3. ソフトバンク回線が使える格安SIMはありますか? NUROモバイルとmineoがドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べます。

Q4. ソフトバンク回線を選ぶと、IIJmioより高くなりますか? 15GBで比べるとNUROモバイルは190円、mineoは358円高くなります(通話は別料金)。年額では2,280円〜4,296円の差です。

Q5. IIJmioのau回線(タイプA)にソフトバンク端末を挿してもいいですか? ソフトバンク端末をau回線で使うと、VoLTEが使えないなど制約が出る場合があるとされています。ソフトバンク端末ならドコモ回線(タイプD)を選ぶのが無難です。

Q6. IIJmioの初期費用は? 2026年12月1日の申し込みから、Web申し込みの初期費用は3,300円から3,850円に上がります。エントリーパッケージ経由なら0円のままです。詳しくはIIJmioの初期費用が2026年12月に値上げをご覧ください。

まとめ

  • IIJmioにソフトバンク回線はない。ドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)のみ
  • 悩みは2つに分かれる。ソフトバンク端末を使いたいだけなら、SIMロックを確認してIIJmioのタイプDで使える可能性が高い
  • ソフトバンク回線そのものが必要なら、NUROモバイル・mineoが候補。15GBで年2,280円〜4,296円高くなる
  • 回線にこだわらなければ、IIJmioは最安帯

料金・条件は変動するため、最終確認はIIJmio公式サイト・NUROモバイル公式サイトで行ってください。

あわせて読みたい