mineoが2026年10月1日から、各種事務手数料を改定します。同時に発表された「eSIMプロファイル発行料の無料化」だけを見ると改善のようですが、実際に計算すると、値上げ額のほうが大きく、実質的な値上げになっています

先に結論をお伝えすると、eSIMで契約する場合でも実質110円、物理SIMカードで契約する場合は実質1,100円の値上げです。「eSIM発行料が無料になった」という部分だけが強調されがちですが、契約事務手数料そのものが550円値上げされるため、無料化分では相殺しきれません。

本記事では、mineo公式発表(2026年8月時点)をもとに、改定の中身と対象になる人・ならない人、9月中に申し込むべき理由まで実額で整理します。

本記事は公式発表の料金に基づく解説です。料金・制度は変動するため、最終判断の前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

まず結論:何がいくら値上がりしたのか

手数料の変更一覧(2026年10月1日〜)

手数料 改定前 改定後 変更額
契約事務手数料 3,300円 3,850円 +550円
変更事務手数料(コース変更等) 3,300円 3,850円 +550円
SIMカード発行料(物理SIM) 2,200円 2,750円 +550円
eSIMプロファイル発行料 440円 0円 −440円

事務手数料・変更手数料・SIMカード発行料は軒並み550円の値上げです。唯一下がるのはeSIMプロファイル発行料(440円→0円)ですが、この下げ幅よりも契約事務手数料の値上げ幅(550円)のほうが大きい点に注意が必要です。

「eSIM無料化」で相殺されない理由:初期費用の実額比較

ここが本記事で最も伝えたいポイントです。新規契約時の初期費用がどう変わるか、契約方法別に計算します。

eSIMで契約する場合

時期 契約事務手数料 eSIMプロファイル発行料 初期費用合計
〜2026年9月末 3,300円 440円 3,740円
2026年10月〜 3,850円 0円 3,850円

eSIMプロファイル発行料が無料になっても、契約事務手数料の値上げ額(+550円)のほうが大きいため、差し引き実質110円の値上げになります。

物理SIMカードで契約する場合

時期 契約事務手数料 SIMカード発行料 初期費用合計
〜2026年9月末 3,300円 2,200円 5,500円
2026年10月〜 3,850円 2,750円 6,600円

物理SIMカードの場合はeSIM無料化の恩恵が一切なく、両方の手数料が値上げされるため、実質1,100円の値上げになります。

つまり、「eSIMプロファイル発行料が無料化」という発表だけを見ると改善のように感じますが、実際にはどちらの契約方法でも値上げという結果です。特に物理SIMカードで契約する人にとっては、値上げ幅がそのまま1,100円のしかかります。

対象になる人・ならない人

この改定は2026年10月1日以降の申し込み分からが対象です。既に契約済みで何もしない人には影響しません。

対象になる(値上げの影響を受ける)人

  • これから新規でmineoに申し込む人(契約事務手数料が値上げ対象)
  • mineoから他社へ乗り換えたあと、再度mineoに戻る人
  • 既存契約者で、プランのタイプ変更(デュアルタイプ⇔シングルタイプ等)をする人(変更事務手数料が値上げ対象)
  • 既存契約者で、SIMカードを紛失・破損して再発行する人(SIMカード発行料が値上げ対象)

対象にならない(影響を受けない)人

  • 既に契約中で、プラン変更もSIM再発行も予定していない人(契約時に払った手数料は改定の影響を受けない)
  • お試し200MBコースの契約事務手数料(550円、今回の改定対象外)
  • 紹介制度・エントリーコード利用による手数料無料特典(継続される)

9月中に申し込むべき理由

mineoへの新規契約・乗り換えを検討している場合、2026年9月30日までに申し込めば旧料金(eSIM3,740円・物理SIM5,500円)で契約できます。 10月1日以降は前述の通り実質110円〜1,100円の値上げになるため、契約を決めているなら急ぐ理由があります。

特に物理SIMカードでの契約を考えている場合は差額が1,100円と大きいため、対応は早めがおすすめです。eSIM対応端末を持っているなら、eSIMでの契約を選べば差額は110円に抑えられます。

他社の初期費用との比較

改定後のmineoの初期費用が他社と比べてどう位置づけられるか、参考までに整理します(いずれも新規契約・eSIMの場合)。

サービス 初期費用
楽天モバイル 0円
ahamo 0円
mineo(10月以降・eSIM) 3,850円
IIJmio 約3,740円
NUROモバイル 約3,740円

改定後も、初期費用が0円の楽天モバイルやahamoと比べると差はありますが、IIJmioやNUROモバイルといった同水準の格安SIMとの比較では、大きく突出した金額ではありません。値上げ自体は事実ですが、業界内で見て極端に不利になるわけではないという点も公平に見ておく必要があります。

よくある質問(FAQ)

Q1. mineoの手数料はいくら値上がりしましたか? 契約事務手数料・変更事務手数料・SIMカード発行料がそれぞれ550円値上げされます(3,300円→3,850円、2,200円→2,750円)。一方でeSIMプロファイル発行料は440円→0円に無料化されます。

Q2. eSIMプロファイル発行料が無料になったなら、実質は値下げでは? いいえ。無料化による軽減額(440円)よりも、契約事務手数料の値上げ額(550円)のほうが大きいため、eSIM契約でも差し引き実質110円の値上げになります。

Q3. 物理SIMカードで契約する場合はどうなりますか? eSIM無料化の恩恵を受けられないため、契約事務手数料とSIMカード発行料の両方が値上げされ、実質1,100円の値上げになります。

Q4. いつから適用されますか? 2026年10月1日以降の申し込み分から適用されます。既に契約済みで何もしない人には影響しません。

Q5. 既存ユーザーにも影響はありますか? プランのタイプ変更やSIMカードの再発行をする場合は、変更後の手数料(3,850円・2,750円)が適用されます。何もしなければ、契約時に支払った手数料が後から追加請求されることはありません。

Q6. 今すぐ申し込んだほうがいいですか? mineoへの新規契約・乗り換えを既に検討しているなら、2026年9月30日までに申し込むことで旧料金(eSIM3,740円・物理SIM5,500円)が適用されます。特に物理SIMカードでの契約は差額が1,100円と大きいため、早めの手続きがおすすめです。

まとめ

mineoの事務手数料改定は、「eSIMプロファイル発行料の無料化」という見た目の改善だけでは相殺しきれない実質値上げです。

  • eSIM契約:実質110円の値上げ(3,740円→3,850円)
  • 物理SIM契約:実質1,100円の値上げ(5,500円→6,600円)
  • 適用時期:2026年10月1日以降の新規申し込み・プラン変更・SIM再発行から
  • 既存ユーザーで何もしない人:影響なし

mineoへの契約を検討しているなら、2026年9月30日までに申し込むことで旧料金が適用されます。判断の参考にしてください。

料金・制度は変動するため、最終確認はmineo公式サイトで行ってください。

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