「mineoとahamo、どっちがいいの?」——どちらも30GB前後が主戦場で、料金も近いため迷う人が多い2社です。

先に結論をお伝えすると、この2社は**「昼の速度と海外」を取るか、「月792円の節約と超過後の粘り」を取るか**で決まります。

数字で見ると分かりやすくなります。同じ30GBならmineoが月792円(年9,504円)安く、しかもデータを使い切った後の速度は3倍(mineo 3Mbps対ahamo 1Mbps)。一方ahamoは平日昼の速度が約3.2倍速く、海外91の国・地域で30GBまで無料で使えます。

つまり「安さと粘り強さのmineo」対「速度と海外のahamo」という構図です。

本記事では、両社の公式料金と「みんなのネット回線速度」の実測データ(いずれも2026年7月時点)をもとに整理します。

本記事は公式発表の料金と第三者の速度測定データに基づく比較です。料金・速度・キャンペーンは変動するため、最終判断の前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

【2026年8月更新】ahamoは現在「データ増量おためしキャンペーン」で30GB→40GBに一時増量中です(申込不要・自動適用、終了時期は未定)。本記事の「30GB同士なら792円差」という比較は、通常時(30GB)の同容量比較です。増量中は同じ2,970円でahamoが40GBまで使えるため、容量あたりの単価で見るとahamoの割安感が増している点にご注意ください。

まず結論:mineoとahamoはこう選ぶ

結論は「平日の昼にスマホを使うか」「海外に行くか」で決まります。以下のどれに当てはまるかで判断できます。

ahamoが向いている人

  • 平日の昼にスマホをしっかり使う(昼でも約67Mbpsを維持)
  • 海外に行く機会がある(91の国・地域で30GBまで追加料金なし)
  • 100GB超の大容量を使いたい(大盛りオプションで110GB)
  • 5分以内の通話をよくする(5分無料通話が標準で込み)

mineoが向いている人

  • 月額を少しでも安くしたい(30GB同士で年9,504円の差)
  • データを使い切っても粘りたい(超過後も最大3Mbps)
  • ドコモ・au・ソフトバンクから回線を選びたい
  • 余ったデータを繰り越したい・家族と分け合いたい

3つの質問で即決できます

  1. 平日の昼にスマホをしっかり使う? → はいならahamo
  2. 海外に行く機会がある? → はいならahamo
  3. どちらも当てはまらない?mineo(月792円安く、超過後も3倍速い)

基本スペックの比較一覧

まず全体像です。料金と粘りはmineo、速度と海外はahamoが優勢です。

項目 mineo ahamo
30GBの月額 2,178円 2,970円
回線の種類 MVNO(3キャリアから選択) MNO(ドコモ自社回線)
昼の実測速度 約21.1Mbps 約67.43Mbps
使い切った後 最大3Mbps 最大1Mbps
無料通話 なし(有料オプション) 5分無料通話込み
かけ放題 1,210円 1,100円
海外ローミング 91の国・地域で30GBまで無料
大容量 50GB(2,948円) 110GB(大盛りで4,950円)
データ繰り越し あり なし
対応回線 ドコモ・au・ソフトバンク ドコモ
独自サービス パケットギフト・マイネ王
店舗サポート あり なし(オンライン専用)

差がつくのは料金・速度・使い切った後・海外の4点です。以下で順に見ていきます。

料金:30GB同士なら年9,504円の差

料金は、mineoが明確に安くなります。

ahamoの料金

ahamoはシンプルな1プラン構成です(大盛りオプションを付けると大容量になります)。

プラン データ量 月額 通話
ahamo 30GB(※現在40GBに増量中) 2,970円 5分無料通話込み
ahamo+大盛り 110GB(※現在120GBに増量中) 4,950円 5分無料通話込み

※2026年8月1日〜のキャンペーンにより10GB増量中(終了時期未定)。以下の比較は断りがない限り通常時(30GB)を基準にしています。

mineoの料金(マイピタ・デュアルタイプ)

mineoは容量を選ぶ5段階です。

データ量 月額
3GB 1,298円
7GB 1,518円
15GB 1,958円
30GB 2,178円
50GB 2,948円

データ量別の直接対決

同じ容量帯で並べると、差がはっきり見えます。

使いたい量 mineo ahamo 安いほう
3GB 1,298円 (30GB)2,970円 mineo(1,672円差)
7GB 1,518円 (30GB)2,970円 mineo(1,452円差)
15GB 1,958円 (30GB)2,970円 mineo(1,012円差)
30GB 2,178円 2,970円 mineo(792円差)
50GB 2,948円 (110GB)4,950円 mineo(ただし容量差あり)
110GB 対応なし 4,950円 ahamo(mineoは50GB上限)

読み取れることは3つあります。

①全ての容量帯でmineoが安いです。ahamoは30GB一律2,970円なので、少ないデータしか使わない人ほど割高になります。3GBで比べると1,672円もの差です。

②主戦場の30GB同士でも792円差がつきます。年間にすると9,504円。これは無視できない金額です。

③100GB超だけはahamoの独壇場です。mineoは50GBが上限のため、大容量を使うなら大盛りオプション(110GB・4,950円)のahamo一択になります。

ただし、ahamoには5分無料通話が標準で含まれる点は考慮が必要です。mineoで10分かけ放題(550円)を付けると2,178円+550円=2,728円となり、差は242円まで縮まります。通話をよくする人は、この点も踏まえて判断してください。

使い切った後:mineoは3倍速い

ここが見落とされがちですが、非常に重要な違いです。両社ともデータを使い切っても通信は止まりませんが、その速度が3倍違います

使い切った後の速度
ahamo 最大1Mbps(30GB超過後)
mineo 最大3Mbps(15GB以上のプラン)

mineoの「パケット放題」は、プランに無料で付帯します(単体加入は月385円)。マイピタ3GB・7GBなら最大1Mbps、15GB以上なら最大3Mbpsです。

この差は体感でもはっきり出ます。1Mbpsは標準画質の動画がなんとか見られる程度ですが、3Mbpsあれば標準画質の動画は快適で、SNSや音楽ストリーミングもストレスなく使えます

つまりmineoの30GBプランは、実質的に「30GBまで高速、それ以降は3Mbpsで使い放題」という構造です。月末にデータを使い切りがちな人にとって、この差は月792円の節約以上の価値があるかもしれません。

なお、mineoのパケット放題は2025年11月〜12月の改定で1.5Mbpsから3Mbpsに増速されています。古い情報を掲載している記事も多いため注意してください。

通信速度:昼はahamoが約3.2倍速い

一方、通常時の速度ではahamoが圧倒します。ahamoはドコモの自社回線を使うMNOmineoは回線を借りて運用するMVNOという構造の違いがそのまま出ます。

時間帯 mineo ahamo
昼(平日12時台) 約21.1Mbps 約67.43Mbps

mineoahamoの実測値(みんなのネット回線速度・直近3ヶ月/2026年7月時点)を比べると、平日昼はahamoがmineoの約3.2倍速いという結果です。

mineoの21.1Mbpsでも標準画質の動画やSNSは問題なく使えますが、「昼休みに高画質動画を快適に見たい」「オンライン会議に参加する」といった用途ではahamoに軍配が上がります。

**判断の分かれ目は「平日の昼にスマホを使うかどうか」**です。昼はWi-Fi環境にいることが多いなら、この差は気にならず、mineoの安さが効いてきます。

ahamoだけの強み

料金で負けているahamoを選ぶ理由は、次の3点です。

海外91の国・地域で30GBまで無料

ahamoは海外でも追加料金なしでデータ通信が使えます(91の国・地域、30GBまで。15日を超えると速度制限)。申し込みや設定も不要で、そのまま現地で使えるのが大きな利点です。

海外出張や旅行が多い人にとって、この機能だけでahamoを選ぶ理由になり得ます。mineoにはこれに相当するサービスがありません。

大盛りオプションで110GB

mineoは50GBが上限ですが、ahamoは大盛りオプション(+1,980円)で110GBまで使えます。テザリングで自宅の回線代わりに使うなど、大容量が必要な人にはahamoしか選択肢がありません。

5分無料通話が標準で込み

ahamoは5分以内の国内通話が回数無制限で無料です(超過後は22円/30秒)。mineoは通話料が22円/30秒で、かけ放題は有料オプション(10分550円)になります。短い通話をよくする人にはahamoが有利です。

mineoだけの強み

対するmineoの強みは、料金以外にも複数あります。

ドコモ・au・ソフトバンクから選べる

mineoは3キャリアすべての回線に対応しています(料金は同額)。ahamoはドコモ回線のみです。

今使っている端末をそのまま使いたい場合や、自宅・職場でつながりやすい回線を選びたい場合、mineoのほうが柔軟に対応できます。

データ繰り越しとパケットギフト

mineoは余ったデータを翌月に繰り越せます。ahamoには繰り越し機能がありません。

さらに、余ったデータを他のユーザーに贈れる「パケットギフト」や、ユーザー同士が交流する「マイネ王」、全ユーザーで分け合う「フリータンク」といった独自サービスもあります。家族間でデータを融通したい人には便利です。

店舗で相談できる

mineoは全国に店舗があり、契約や設定の相談を対面でできます。ahamoはオンライン専用で、店頭でサポートを受けるには手数料(3,300円)がかかります。「初めての乗り換えで不安」という人にはmineoが安心です。

3つの質問で選ぶ

ここまでの内容を、意思決定の順番に整理します。

質問1:平日の昼にスマホをしっかり使いますか?はいならahamo。昼の実測速度は約67.43Mbpsとmineo(約21.1Mbps)の3.2倍です。昼休みに動画やオンライン会議を使うなら、この差は月792円を払う価値があります。

質問2:海外に行く機会がありますか?はいならahamo。91の国・地域で30GBまで追加料金なしで使えます。mineoにはない機能です。

質問3:どちらも当てはまりませんか?mineoで問題ありません。月792円(年9,504円)安く、しかもデータを使い切った後も3Mbps(ahamoは1Mbps)と3倍速く粘れます。

それでも迷う場合は、データ量で判断してください。30GB未満で足りるならmineo(容量が少ないほど差が広がります)、100GB超が必要ならahamo(mineoは50GB上限)です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 結局どっちがおすすめ? 平日の昼にスマホをしっかり使う人、海外に行く人はahamoです。それ以外ならmineoが月792円(年9,504円)安く、超過後の速度も3倍速いため有力です。

Q2. 料金が安いのはどっち? 全ての容量帯でmineoが安くなります。主戦場の30GB同士で792円差、3GBなら1,672円差です。ただしahamoには5分無料通話が含まれるため、通話が多い人は差が縮まります。

Q3. データを使い切ったらどうなりますか? どちらも通信は止まりませんが速度が違います。ahamoは最大1Mbps、mineoは最大3Mbps(15GB以上のプラン)です。mineoのほうが3倍速く、標準画質の動画も快適に見られます。

Q4. 速度が速いのはどっち? 通常時はahamoです。平日昼の実測で約67.43Mbpsと、mineo(約21.1Mbps)の約3.2倍速くなります。ahamoはドコモの自社回線を使うMNO、mineoは回線を借りるMVNOという構造の違いによるものです。

Q5. 海外で使いたいのですが? ahamo一択です。91の国・地域で30GBまで追加料金なしで使え、申し込みや設定も不要です。mineoには相当するサービスがありません。

Q6. 通話が多いのですが、どちらが安くなりますか? 5分以内の通話が中心ならahamo(5分無料通話が標準で込み)が有利です。長電話が多い場合は、かけ放題がahamo1,100円、mineo1,210円とahamoがやや安くなります。

まとめ

mineoとahamoは、「安さと粘り強さ」か「速度と海外」かで選び分ける2社です。

  • ahamoがおすすめ:平日の昼にしっかり使う/海外に行く/100GB超の大容量が必要/5分以内の通話が多い
  • mineoがおすすめ:月額を抑えたい(年9,504円差)/使い切っても粘りたい(3Mbps)/回線を選びたい/データを繰り越したい
  • 迷うなら:「平日の昼にスマホを使うか」で判断する

30GB同士ならmineoが年9,504円安く、超過後の速度も3倍。一方ahamoは昼が3.2倍速く、海外も使えます。あなたが昼と海外にいくら払えるか、が判断の軸になります。

料金・速度・キャンペーンは変動するため、最終確認はmineo公式サイトahamo公式サイトで行ってください。

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