ahamoが2026年9月2日から、ドコモ認定のリユース品「docomo Certified」にAndroidスマートフォンを追加しました。これまでリユース品はiPhone中心でしたが、Pixel 8a・Galaxy S24 SC-51E・Galaxy A55 5G SC-53Eの3機種が新たにラインナップ入りしています。

「乗り換え・新規契約なら22,000円引き」という案内を見ると魅力的に映りますが、割引前の価格自体は、必ずしも中古相場より安いわけではありません。本記事では、公式発表の価格を中古買取相場と突き合わせ、どのケースで本当にお得になるのかを実額で検証します。

本記事は公式発表の料金と第三者の買取相場情報に基づく解説です。価格・在庫状況は変動するため、最終判断の前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

まず結論:何が始まったのか

  • 対象機種:Google Pixel 8a/Galaxy S24 SC-51E/Galaxy A55 5G SC-53Eの3機種
  • 開始日:2026年9月2日(水)〜、終了時期は未定(在庫がなくなり次第終了)
  • 割引:ahamoへの「乗り換え(MNP)」または「新規契約」と同時に購入すると、「5G WELCOME割」で22,000円引き
  • 注意:既存ahamoユーザーの機種変更は割引の対象外です
  • 事務手数料はahamoサイトでの申し込みなら0円

対象機種と価格一覧

各機種とも状態に応じて「ランクB/A/A+」の3段階が用意されています。

Google Pixel 8a(128GB)

ランク ahamoサイト販売価格 5G WELCOME割適用後(乗り換え・新規)
B 49,500円 27,500円(22,000円引き)
A 55,000円 33,000円(22,000円引き)
A+ 60,500円 38,500円(22,000円引き)

Galaxy S24 SC-51E(256GB)

ランク ahamoサイト販売価格 5G WELCOME割適用後(乗り換え・新規)
B 71,500円 49,500円(22,000円引き)
A 77,000円 55,000円(22,000円引き)
A+ 82,500円 60,500円(22,000円引き)

Galaxy A55 5G SC-53E

ランク ahamoサイト販売価格 5G WELCOME割適用後(乗り換え・新規)
B 49,500円 27,500円(22,000円引き)
A 55,000円 33,000円(22,000円引き)
A+ 60,500円 38,500円(22,000円引き)

Galaxy A55 5G SC-53Eは、Pixel 8aと同じ価格帯です。

実額検証:中古相場と比べて本当にお得か

ここが本記事の核心です。「22,000円引き」という数字だけを見ると常にお得に感じますが、そもそもの販売価格が相場よりどの位置にあるかを見ないと、本当にお得かは判断できません。

判断材料として、中古スマホ買取大手・じゃんぱらの買取価格(=業者がその端末を仕入れる際の上限目安)と比較します。買取価格は小売価格より当然低くなるため、ahamoの割引前価格が買取価格の上限に近い、またはそれを下回っているなら、かなり良い条件と言えます。

Pixel 8aの場合

金額
じゃんぱら買取価格(中古品) 上限34,000円
じゃんぱら買取価格(未使用品) 上限45,000円
ahamo Certified(割引前・ランクB) 49,500円
ahamo Certified(割引後・ランクB) 27,500円

割引前(49,500円)は、未使用品の買取価格上限(45,000円)よりやや高い水準です。つまり乗り換え・新規契約をしない場合、特別安いとは言えません。一方、割引後(27,500円)は中古品の買取価格上限(34,000円)を下回り、30日間保証付きでこの価格なら妥当な条件です。

Galaxy S24 SC-51Eの場合

金額
じゃんぱら買取価格(中古品) 上限60,000円
じゃんぱら買取価格(未使用品) 上限65,000円
ahamo Certified(割引前・ランクB) 71,500円
ahamo Certified(割引後・ランクB) 49,500円

割引前(71,500円)は、未使用品の買取価格上限(65,000円)よりも高い水準です。こちらはPixel 8a以上に、割引なしでは相場より割高になりやすいと言えます。割引後(49,500円)は中古品の買取価格上限(60,000円)を大きく下回り、はっきりお得な水準です。

検証のまとめ

「22,000円引き」は、乗り換え・新規契約という条件を満たして初めて意味のある割引になります。 割引なしの価格だけを見ると、Galaxy S24 SC-51Eは中古買取相場よりも高くなるケースがあり、「リユース品だから安い」とは限りません。今ahamo以外を使っていて乗り換えを検討している人には有力な選択肢ですが、既にahamoを使っていて機種変更したいだけの人には、この割引は使えない点に注意してください。

注意点

機種変更(既存ahamoユーザー)は対象外

前述のとおり、22,000円引きの「5G WELCOME割」は、他社からの乗り換え(MNP)または新規契約が条件です。既にahamoを契約中で機種だけ変えたい場合は、この割引を受けられません。

オンライン限定・在庫限りで終了

購入手続きはオンライン限定です。また、商品の在庫がなくなり次第、販売終了となります。終了時期は明示されていないため、気になる機種があれば早めに確認したほうが安全です。

1年以内の再乗り換えは割引対象外

乗り換えを対象とした機種代金の割引は、割引適用日から1年間、一度他社に乗り換えた後に再度ドコモへ乗り換えた場合は適用されません。 短期間でのキャリア間の往復による割引の重複利用を防ぐルールです。

表示価格は購入手続き時点で変わる場合がある

機種本体の正式な価格は契約状況によって異なるため、正確な金額は購入手続きに進んだ後の確認が必要です。

こんな人におすすめ

  • 他社からahamoへの乗り換え、またはahamoに新規契約する予定がある人(22,000円引きが使える)
  • 新品にこだわらず、保証付きの中古スマホで十分な人(30日間保証・ドコモの検品基準クリア済み)
  • Pixel 8aやGalaxy S24クラスの端末を、通常の中古市場より安く・保証付きで手に入れたい人

逆に、今ahamoを使っていて機種だけ変えたい人や、とにかく最安の中古スマホを探している人(フリマアプリ等ではさらに安い個体が見つかることもあります)には、他の選択肢も比較したほうがよいでしょう。

機種変更や22,000円引きの対象外の場合は

機種変更で対象外になる場合や、そもそもキャリアを乗り換える予定がない場合は、SIMフリー版の同機種をAmazonで探して、今使っている格安SIMのままスマホだけ買い替えるという方法もあります。価格を比較したうえで判断してください。

【2026年9月更新】最新フラッグシップ「Pixel 11」「Galaxy S26」なら実質33円という選択肢も

中古のdocomo Certifiedとは別に、2026年9月9日から、最新フラッグシップのGoogle Pixel 11(256GB)とSamsung Galaxy S26(256GB・SC-51G)の割引が拡大されました。他社から乗り換え(MNP)で「5G WELCOME割」と「いつでもカエドキプログラム」を組み合わせると、2年間の実質負担額が33円になります。

変更後の価格

機種 ahamo販売価格 5G WELCOME割適用後(MNP) カエドキ返却前提の実質負担
Google Pixel 11 256GB 152,680円 108,801円(43,879円引き) 33円
Galaxy S26 256GB SC-51G 152,790円 108,801円(43,989円引き) 33円

※2026年9月9日10時〜、終了日未定(在庫がなくなり次第終了)。対象は他社からのりかえ(MNP)、全プラン(ahamo/ahamo mini/ahamo MAX)、オンライン限定。5G WELCOME割の最大・最小割引額そのものに変更はありません。

「実質33円」の内訳と落とし穴

33円という数字は、割引後金額108,801円から、返却時に支払い不要になる残価108,768円を引いた差額です。つまり「いつでもカエドキプログラム」で24回払いにし、23回目の支払い後に端末を返却する前提の金額です。

ただし、返却時に**「プログラム利用料」22,000円**がかかります。これが免除されるのは、返却と同時にドコモ(またはahamo)で対象機種に買い替えた場合のみです。

ケース 2年間の実質負担
23回目に返却+同時にドコモで別の機種に買い替え 33円
23回目に返却(ドコモで買い替えない) 22,033円(33円+プログラム利用料22,000円)
返却せず使い続ける 残価108,768円の支払いが発生

つまり「実質33円」は、2年ごとにドコモで機種を買い替え続ける前提の数字です。返却して他社に移るなら22,033円、端末を手元に残すなら約10.9万円かかります。「フラッグシップが実質タダ」という印象だけで判断せず、自分がこの2年サイクルに乗れるかを確認してください。なお、このプログラム利用料22,000円の位置づけは「格安SIM「改悪」まとめ2026」でも触れています。

中古Certifiedと最新フラッグシップ、どちらを選ぶか

docomo Certified(中古) Pixel 11/Galaxy S26(新品・カエドキ)
端末 Pixel 8a/Galaxy S24など1〜2世代前 最新フラッグシップ
支払い方法 一括(割引後27,500円〜) 24回分割+2年後に返却
端末の所有 自分のものになる 返却が前提(残すなら約10.9万円)
2年間の実質負担 27,500〜60,500円(買い切り) 33円〜22,033円(返却)/約10.9万円(保有)
向いている人 端末を長く使いたい/2年縛りが嫌 常に最新機種を使いたい/2年で買い替える

「端末を自分のものにして長く使いたい」ならCertified、「2年ごとに最新機種へ乗り換えたい」ならカエドキ、という住み分けになります。

【2026年9月18日発売】iPhone 18 Pro/Pro Maxも対象に。ただし「実質33円」にはならない

2026年9月18日(金)8:00に発売されるiPhone 18 Pro・iPhone 18 Pro Maxも、5G WELCOME割の対象に加わりました。予約は9/12(土)21:00、事前購入は9/16(水)10:00からです。

ただし結論から言うと、iPhone 18 Pro/Pro Maxは、Pixel 11・Galaxy S26のような「実質33円」にはなりません。同じ「5G WELCOME割+いつでもカエドキプログラム」の組み合わせでも、機種によって割引の効き方がまったく違うためです。

価格・割引一覧(2026年9月時点)

「実質負担額」は、他社からの乗り換え(MNP)+いつでもカエドキプログラムを使い、24回目に返却すると同時にドコモで別の機種に買い替えてプログラム利用料(22,000円)を免除してもらえた場合の、2年間の負担額です(これが最も安くなる条件です)。

機種 販売価格(税込) 5G WELCOME割引額 割引後金額 カエドキ24回目の残価 実質負担額(最良条件)
iPhone 18 Pro(256GB) 263,230円 22,000円 241,230円 174,240円(9/14改定・旧141,240円) 66,990円(旧99,990円)
iPhone 18 Pro(512GB) 309,870円 22,000円 287,870円 155,760円 132,110円
iPhone 18 Pro(1TB) 395,230円 11,000円 384,230円 198,000円 186,230円
iPhone 18 Pro(2TB) 518,980円 11,000円 507,980円 260,040円 247,940円
iPhone 18 Pro Max(256GB) 291,500円 22,000円 269,500円 146,520円 122,980円
iPhone 18 Pro Max(512GB) 334,290円 22,000円 312,290円 167,640円 144,650円
iPhone 18 Pro Max(1TB) 419,650円 11,000円 408,650円 209,880円 198,770円
iPhone 18 Pro Max(2TB) 543,400円 11,000円 532,400円 271,920円 260,480円

なぜPixel 11・Galaxy S26は「実質33円」で、iPhone 18は数万〜26万円かかるのか

からくりは、カエドキプログラムの「24回目の残価」と「割引後金額」の差にあります。

  • Pixel 11・Galaxy S26:割引後金額(108,801円)と残価(108,768円)がほぼ同額 → 差額が33円しかない
  • iPhone 18 Pro(256GB)の場合:割引後金額(241,230円)に対し、残価は174,240円(2026年9月14日改定・改定前は141,240円) → 差額が66,990円残る

つまり割引額そのものが、Pixel 11・Galaxy S26(43,879〜43,989円引き)に比べてiPhone 18 Pro/Pro Max(11,000〜22,000円引き)はかなり小さいため、同じ仕組みを使っても実質負担がまったく変わらないのです。最上位モデル(2TB)になるほど残価も上がるため、実質負担は26万円近くまで膨らみます。

【2026年9月14日更新】iPhone 18 Pro(256GB)の「いつでもカエドキプログラム24回目の残価」が141,240円→174,240円に引き上げられ、それに伴い実質負担額が99,990円→66,990円に引き下げられました(公式資料で確認済み)。他の機種(Pro 512GB以上・Pro Max全モデル)は変更ありません。

さらに、この66,990〜260,480円という金額はあくまで「返却と同時にドコモで買い替えた」最良ケースです。返却時に買い替えない場合は+22,000円(プログラム利用料)、返却せず使い続ける場合は残価(146,520〜271,920円)がまるごと追加でかかります。

iPhone 18を安く持ちたいなら

  • とにかく実質負担を抑えたいなら:Pixel 11・Galaxy S26の「実質33円」のほうが圧倒的に有利です。iPhoneにこだわりがなければこちらを検討する価値があります
  • iPhone 18がどうしても欲しいなら:256GBモデル(Pro/Pro Maxとも実質負担が最小)を選び、他社からの乗り換え(MNP)+カエドキプログラム+2年後の同時買い替えの3条件をすべて満たすのが最安ルートです
  • 端末を長く使いたいなら:残価を払って手元に残すか、そもそも「いつでもカエドキプログラム」を使わず一括購入し、2年以降も追加費用なしで使い続けるという選択肢もあります

よくある質問(FAQ)

Q1. ahamoの中古Androidはいつから買えますか? 2026年9月2日(水)から販売開始です。終了時期は未定で、在庫がなくなり次第販売終了となります。

Q2. どの機種が対象ですか? Google Pixel 8a(128GB)、Galaxy S24 SC-51E(256GB)、Galaxy A55 5G SC-53Eの3機種です。それぞれランクB・A・A+の3段階があります。

Q3. 22,000円引きになる条件は何ですか? 他社からahamoへの乗り換え(MNP)、またはahamoへの新規契約と同時に対象機種を購入することです。オンライン限定の割引で、「5G WELCOME割」という名称です。

Q4. 今ahamoを使っていて機種変更したい場合は割引されますか? されません。22,000円引きの対象は乗り換え・新規契約のみで、既存ahamoユーザーの機種変更はこの割引の対象外です。

Q5. 本当にお得なのですか? 条件によります。割引適用後の価格は中古買取相場の上限を下回り、30日間保証も付くため妥当な水準です。一方、割引が適用されない場合(機種変更等)は、中古買取相場より高くなるケースもあり、無条件にお得とは言えません。

Q6. 品質は大丈夫ですか? ドコモの検査基準(バッテリー残量80%以上、基本性能チェック、外装クリーニング済み等)をクリアした製品のみが販売されており、購入後30日間の保証も付きます。

Q7. 最新のPixel 11やGalaxy S26が「実質33円」というのは本当ですか? 条件付きで本当です。2026年9月9日から、他社乗り換え(MNP)+「いつでもカエドキプログラム」で24回払いにし、23回目の支払い後に返却すると、実質負担が33円になります。ただし返却時のプログラム利用料22,000円が免除されるのは「同時にドコモで別の機種に買い替えた場合」のみで、そうでなければ2年間で22,033円、返却しなければ残価約10.9万円がかかります。2年ごとにドコモで買い替え続ける人向けの数字です。

Q8. iPhone 18 Pro/Pro Maxも「実質33円」になりますか? なりません。2026年9月18日発売のiPhone 18 Pro/Pro Maxも5G WELCOME割の対象ですが、割引額は11,000〜22,000円とPixel 11・Galaxy S26(43,879〜43,989円)よりかなり小さく、同じ仕組みを使っても2年間の実質負担は最良条件で66,990〜260,480円かかります(Pro 256GBは2026年9月14日の残価改定で99,990円から引き下げ)。「実質33円」はPixel 11・Galaxy S26限定の優遇です。

まとめ

ahamoの「docomo Certified」にAndroid端末が加わったことで、選択肢は広がりました。

  • 対象機種:Pixel 8a・Galaxy S24 SC-51E・Galaxy A55 5G SC-53E(各ランクB/A/A+)
  • 22,000円引きが使える人:他社からahamoへ乗り換え、またはahamoに新規契約する人
  • 注意点:機種変更は割引対象外、在庫限り、1年以内の再乗り換えは割引対象外
  • 実額検証の結論:割引適用時は買取相場を下回りお得。割引なしだと相場より高くなるケースもある
  • 9月18日発売のiPhone 18 Pro/Pro Max:同じ5G WELCOME割対象でも割引額が小さく、最良条件でも実質負担は66,990〜260,480円(Pro 256GBは9/14改定で引き下げ済み)。「実質33円」はPixel 11・Galaxy S26限定

乗り換え・新規契約の予定があるなら検討する価値は十分にありますが、「リユース品だから無条件に安い」わけではない点を踏まえて判断してください。

料金・在庫状況は変動するため、最終確認はahamo公式サイトで行ってください。

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